そして、オリジナルのヒット精度と利益率を高める施策の1つとして、(市場が縮小している日本だけでなく)海外マーケットも視野に入れたものづくりがあります。今回のTIGER & BUNNYについては、それがより鮮明に出ていますね。
舞台を、人種の坩堝(るつぼ)的なマンハッタンを思わせる近未来都市にしたのも、そういった理由からです。ヒーロー8人のなかに、和のテイストを持った忍者的なキャラクター(折紙サイクロン)を配置したのも、最初からの計算です」
―― 折紙サイクロンは、海外の人が持っている、日本のイメージを体現していますよね。
尾崎 「なんちゃってニッポンですね(笑)。期待通り、折紙サイクロンは海外で非常に人気があります。この作品は海外の収入比率も、他作品と比べて高いですよ」
―― その収入はビデオグラムですか?
尾崎 「(インターネット)配信ですね。配信のビジネスモデルは、海外のほうが圧倒的に進んでいます。通常、“テレビ・ビデオグラム・配信”をワンセットでライセンスしていますが、実際に利用されることが多いのは配信です」
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